図案の考察

赤穂ギャベの図案は、その文脈である赤穂緞通だけでなく日本の伝統文様などからも着想を得て制作することが多く、できる限りその元になる意匠を汲み取った上で進めています。

八ツ星の図案(シルクロードに思いを馳せる)

赤穂緞通は明治初期に製品化されたのですが、瀬戸内の一地方から広く海外に販路を伸ばすようになるにあたっては、京都の鉾町との深い関わりがある。(...もっと読む

龍・竜の図案(紀元前から伝わる瑞獣)

龍、鳳凰、麒麟など架空の生き物とされる「瑞獣(ずいじゅう)」は、吉兆や畏怖の念を抱かせることが多く、さまざまな造形・彩飾の中に取り入られている。(...もっと読む